楽しいダンジョン踏破 Path of the Abyss

ふいにDRPGやりたいなぁ…自作キャラのポートレート描きたいなぁ…という気分になり、『Path of the Abyss』を買いました。セールの時期ではないけど定価800円とお手頃なのでヨシ!

DRPGのプレイ経験はかなり少ないのですが、あのカッチリした移動スタイルとか、自分で地図を埋めていく作業とか、キャラクターを作成&編成してダンジョンに潜るのとか…実はかなり好き…世界樹の迷宮とかもずっとウィッシュリストで待機している。

そしてこのゲームは恐らく硬派な部類で、装備の鑑定は手動&コストを払う必要があり、マッピングも構造しか表示されないので自分で情報を書き込む必要があります。これをサボるとどこで何が起こったのか本当に分からなくなるし、ヘタすりゃギミック等を失念して詰みかねません。でも自分なりにルールを決めてマップを埋めてくのが楽しいんだ…

ゲームシステムとしては、タイムライン形式の戦闘と3x3のマス目に各キャラのスキルを配置するシステムが特徴的です。この配置が前列・後列の概念も兼ねていて、隣接によるシナジーが発生したり敵から攻撃されやすくなったりします。

ただこの3x3という枠数が超シビアで、実質1キャラあたり2つ程度しかスキルを用意できません。回復やバフデバフ、パッシブもここに入るので、もう本当に枠が足りない。その分スキルは強力なものが多いので、ダンジョンや敵の性質に合わせて都度スキル構成を最適化していく必要があります。横にもう一列欲しい…!

今回このゲームを遊ぶにあたって用意したポートレートがこちら。

ゲームの雰囲気に合わせて白黒の2値で描いてみました。前々からこの白黒イラストを描いてみたいなーと思っていたので、まさにこのゲームはうってつけでした。まぁ、まだ1枚しか描いてないんですけど…もう1枚くらいクリアまでに追加したい所存。

現在は1つ目のダンジョンで大まかな目標が分かり、ここから各ダンジョンを攻略してキーアイテムを集めるぞ、という進行状況です。装備やスキルも選択肢が増えてきて戦闘も安定するようになってきました。

とはいえ長居しているとつよつよモブが出てきたり、戦闘不能時のペナルティが重くなったりするので油断は出来ませんが…その分ドロップ品は豪華になっていくので、この辺のリスクリターンの管理も楽しい点の一つです。

遊んでて気になるところとしては、UIが独特で一貫性に欠ける部分があることでしょうか。キャラ情報とパーティ情報が混在・重複していたり、キャラクターの強化要素が異なるデザイン・場所に配置されていたりなどですね。特にアイテムの取引画面は手狭で一覧性に乏しく、鑑定の仕分けも相まって戦利品の整頓はそこそこ手間が掛かります。

硬派なシステムと独特なUIで人を選ぶゲームではありますが、じっくり向き合って遊ぶならそれに見合った楽しみが得られるゲームだと思います。今のところ私はかなり好き。