ファミレスを享受してきました

お久しぶりです。ファミレスに滞在していたため更新が空いてしまいました。

…というのは建前で、10年振りにPCを新調&移行していたのが原因の半分です。もう半分はただのサボりです。

新しいPCのスペック等は割愛しますが、最新ゲームでもおよそ快適に遊べるんじゃないでしょうか。とはいえ特にそういったタイトルを遊ぶ予定はないため、今のところモデリングやペイントソフトなどの作業面での恩恵が大きいです。開くのに10秒以上掛かっていたファイルが数秒で開いた時の喜びよ…!

あとディスプレイも1920x1080から2560x1440、FHDからQHDになりました。イラレやクリスタの画面が広々使えてこっちも快適です。


さて話が逸れましたが、そのPC移行の前後に遊んだのが『ファミレスを享受せよ』でございます。

インパクトのあるゲームタイトルで以前から名前は知っていたのですが、普段見ている某実況動画の冒頭を見て購入に至りました。丁度この頃、軽めかつ新鮮な体験ができるゲームを探していたので…まさにこのゲームが適任だと感じたのです。

そして本作はその期待を裏切ることなく、素晴らしいゲームでした。
特徴的な色使いとファミレスでの雑談、時折ゾッとしたりフフッとなる演出、衝撃的かつ愛に溢れた物語の真相と、プレイ時間にして2~3時間のはずでしたが、長い物語を読み終えたような満足感がありました。

特に良かったのが、物語の結末と特定のエンディング後に開放されるギャラリーモード。
ミステリー色が強い作品において、その結末や舞台の詳細は明かされずに終わることも多い印象ですが、このゲームはちゃんと語ってくれるのが最高です。「もうちょっと見てぇ…!」という希望にも、「結局あれって何なのだよ」という疑問にもちゃんと応えてくれる。嬉しさしかない。

最終的なプレイ時間は7.5時間。PC移行前に一周、移行後に全実績解除も兼ねてもう一周遊びました。一周が短いので最初から遊んで伏線の類を見てニヤニヤするのもまた楽しかったです。スキップ機能がないため実績解除は少し手間ですが、それ以外は全く不満のない、非常に丁寧にまとめられた作品でした。因みに私が一番好きなシーンは例の16桁です。ピアノアレンジと合わせて二度楽しめました。

というわけで『ファミレスを享受せよ』、値段もプレイ時間もファミレスくらいお手軽でとてもオススメです。ちょっと不思議で素敵な物語を読みたい方はぜひ享受してみてはいかがでしょうか。